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G-HARDを研ぐ

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なし G-HARDを研ぐ

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4
前の投稿 - 次の投稿 | 親投稿 - 子投稿.1 | 投稿日時 2010-11-11 18:14 | 最終変更
goh  長老   投稿数: 246
最近の私はG-HARDをほとんど使ってこなかったけど、先端ストレートである[即]が発売されたので買う気になった。しかし、硬すぎた竿の問題で長良以外ではバレバレが多発したので、徐々に使わなくなっていたのだが、G-HARDをきちっと処理できずして砥石は語れない、ということで、このたび「新品より鋭くできるか?!」という大それた命題に挑戦してみよう。

ところが、研ぐ前に顕微鏡でみると、なんて素晴らしいストレートなテーパーなんだろう、しかも私が最終的に良しとしたいほど以上の先端の鋭さ・逞しさ、なのだ・・・。

 無謀すぎる挑戦だ・・・、やめよう!

と、一旦は思ったけど、AyuheytoolsでG-HARDがサクッと容易に研げることは既に経験済みだったけど、果たしてどこまできれいに仕上げることができるか?、を試してこなかったのは迂闊だった。

気を取り戻して、研いでみた。 (以下その顛末だ)

● まずもって、7.5号だが、ハリの細さ・小ささにビビッてしまった(私の1本はほとんどが8.5~9号で太軸だ、2本バリでも8~8.5号だったから)。まずは摘み出すのにピンセットを使ったね。

● さて、左指で砥石を固定して、右指でハリ軸をしっかりとつかんで、テーパー全面を砥石面にあてる。そして砥石がハリ先に抜ける方向に軽く研ぎます、数回研ぐ(撫でる感じ)、次にハリを持ち替えて反対面も同じように研ぐ。背側はチト神経を使います、まずストレートテーパー全面を砥石面に当てる、鈍角に当たらないように視線を砥石面平行にして接触面を見ながら、直線に撫でる、ハリだけ動かすより、砥石も同時に反対に動かすことで移動距離が短くなり、曲線的な動きを抑えることができる。
で、顕微鏡で映しだすと・・・、ありゃ、あんまし変わらないじゃん。

● 原因は、研げなかったことではなく、(撫でたつもりだったが)強く当てすぎたようで、繊細さに欠けていたのだった。

● 内側のテーパが最初から気になっていたので、やり直しついでに、U字溝で内側を軽く研いでみた。こすった感触があるときは針先が当たっていることなので、そうならないように気を配ったが、針先が溝に隠れてしまい角度が分かりません、どうやら過剰なまでに内側を丁寧に研ごうとするなら、平面部でやるべきだと分かった。

● 今度は、もっと弱く撫でるように3面をやってみて、顕微鏡でみると、まだ今イチだぞ。このサイトにUPするためには、もっと明確な差異を出さねばならない、というプレッシャーを感じながら、
なんどかやっても僅かに丸みができる、もっとか弱く短く撫でること数回・・・。

● もういいでしょう、最後に削りカスを指で取って、撮った。


G-HARDは硬いという先入観があった。そのため、最初は少しばかり強く当てたけど、最後の仕上げは、ごく弱く撫でるだけで、Ayuheytoolsのまえには素直であった、という感じがしたね


★ この一連の過程で、思わぬ収穫があったのだ。 それは・・・、
爪ではなく、指先でハリ先の鋭さの違いがわかったのだ、新品を当てると、ネバネバするように刺さる引っかかるのは誰もが経験することだけど、もっと鋭くしてみたら、「皮膚に入っていく感じ」がするんだわ~。 「爪で確認するのではなく、指先で分かるようにならなきゃ~」という上手い人が言ってることに、はじめて納得したのだった、写真の程度の差異で、指先の感触が明確に違うんだ。
それじゃ、これからは指先で確認するのか? と言われれば、私としては、そこまでやる気は今のところはないね、そんなに鋭くしない方がいいような気もするし、そこまで神経と時間を使う気もしないから・・・(^^
  

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