高橋ＧＯ１本バリを考える
１本バリを考える
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goh
投稿数: 246
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私の鮎釣りは、ヘタだ、と正直に思っている。
ただ、私の鮎釣り場は、日本海秋田県であり、天然遡上の鮎が豊富なので、ネット仲間に比べれば格段に釣れていただけなのだ。
私が、誰もが常時使っている3本/4本イカリを使わずに、今も変則バリばかり使っているのは、もはや奇人変人としかいいようがない。
なぜこんな私になったのか？
それは、５本バリに出会ってからだが、
最初にハリ遍歴を整理することが
「１本バリ」再考察への糸口になるのかも知れない。
さて、私の鮎暦はせいぜい20年程度であるが、常に掛けバリについて悩まされ続けてきた。
● 鮎をはじめた当初は市販品にイカリから始まる。
そのうちチラシなるものも時折使うようになった。
● 当時はパソコン通信の時代だ、Nifty鮎会議室「清流」というものがあって、先輩たちの話に驚き、よく質問させていただき、皆は丁寧に応えてくれたもので、技量は別として、徐々に頭デッカチになっていたと思う。
● そのなかで、酒匂川（オトリ店）の木村さんの発信する情報は鋭く、いつも感心していたのだが、あるとき「５本バリ」を公開してくれた、治具も作ってた（右の写真）。すぐに飛びついて治具も頂いた。
● 翌解禁日の日、あいにくの雨で、仲間は米代川支流早口川に集まってつり始めた。皆は瀬で釣れていたが、私は緩い平瀬でイカリバリで釣りはじめた。30分以上もなんも反応が無い、ここには居ないのではないか？ そんじゃ試しに5本バリを使ってみよう、と流れを泳がしたら、なんと、ケラレだろう、頻繁にハリに触れているではないか、いるいる!
そのまま粘ってポツポツを掛けることができた。
これが５本バリの衝撃である。
● このシーズンは、ズーっと５本で通した。そのころの米代川はたくさん釣れた、下手な私にでも50~80匹は釣れた、束も２回ほどあった。仲間もたくさん釣ってたので5本だからたくさん釣れたとは思っていない。
● １時間当り10匹近くも釣ってると、一日を通して面白いことが分かってきた。それは、掛かりバリと野鮎の掛かり場所との関係である。
（私は真下に５角の１本がくるようにセットしてる、そしてそのハリだけは一回り大きくしてるので、掛かったハリの位置が即わかる）
・真下に掛かるハリは、全部が背掛かりだ
・下向きバリも、ほとんどが背掛かりだった、
・上向きバリは、瀬掛かりは全くなく、ハラ、口、エラなどに掛かる。
（この辺の実釣報告が「酒匂川サイト」に今も残っているかもしれません）
なお、補足するが、５本イカリは重いので根掛かりしないよう太いハリス（2~3号）使っていたので、柔らかハリスのようにハリスが捻じれることはほとんどないので、ハリ位置と掛かり処の相関ははかなり確かだろうと思っている。
●この経験から、「上向きハリは邪魔なだけでなく悪さをする」という概念が、これ以降の私を支配してきて、いまや変人と言われようが、もはやイカリには戻れない身体になってしまった。
（つづく）
ただ、私の鮎釣り場は、日本海秋田県であり、天然遡上の鮎が豊富なので、ネット仲間に比べれば格段に釣れていただけなのだ。
私が、誰もが常時使っている3本/4本イカリを使わずに、今も変則バリばかり使っているのは、もはや奇人変人としかいいようがない。
なぜこんな私になったのか？
それは、５本バリに出会ってからだが、最初にハリ遍歴を整理することが
「１本バリ」再考察への糸口になるのかも知れない。
さて、私の鮎暦はせいぜい20年程度であるが、常に掛けバリについて悩まされ続けてきた。
● 鮎をはじめた当初は市販品にイカリから始まる。
そのうちチラシなるものも時折使うようになった。
● 当時はパソコン通信の時代だ、Nifty鮎会議室「清流」というものがあって、先輩たちの話に驚き、よく質問させていただき、皆は丁寧に応えてくれたもので、技量は別として、徐々に頭デッカチになっていたと思う。
● そのなかで、酒匂川（オトリ店）の木村さんの発信する情報は鋭く、いつも感心していたのだが、あるとき「５本バリ」を公開してくれた、治具も作ってた（右の写真）。すぐに飛びついて治具も頂いた。
● 翌解禁日の日、あいにくの雨で、仲間は米代川支流早口川に集まってつり始めた。皆は瀬で釣れていたが、私は緩い平瀬でイカリバリで釣りはじめた。30分以上もなんも反応が無い、ここには居ないのではないか？ そんじゃ試しに5本バリを使ってみよう、と流れを泳がしたら、なんと、ケラレだろう、頻繁にハリに触れているではないか、いるいる!
そのまま粘ってポツポツを掛けることができた。
これが５本バリの衝撃である。
● このシーズンは、ズーっと５本で通した。そのころの米代川はたくさん釣れた、下手な私にでも50~80匹は釣れた、束も２回ほどあった。仲間もたくさん釣ってたので5本だからたくさん釣れたとは思っていない。
● １時間当り10匹近くも釣ってると、一日を通して面白いことが分かってきた。それは、掛かりバリと野鮎の掛かり場所との関係である。
（私は真下に５角の１本がくるようにセットしてる、そしてそのハリだけは一回り大きくしてるので、掛かったハリの位置が即わかる）
・真下に掛かるハリは、全部が背掛かりだ
・下向きバリも、ほとんどが背掛かりだった、
・上向きバリは、瀬掛かりは全くなく、ハラ、口、エラなどに掛かる。
（この辺の実釣報告が「酒匂川サイト」に今も残っているかもしれません）
なお、補足するが、５本イカリは重いので根掛かりしないよう太いハリス（2~3号）使っていたので、柔らかハリスのようにハリスが捻じれることはほとんどないので、ハリ位置と掛かり処の相関ははかなり確かだろうと思っている。
●この経験から、「上向きハリは邪魔なだけでなく悪さをする」という概念が、これ以降の私を支配してきて、いまや変人と言われようが、もはやイカリには戻れない身体になってしまった。
（つづく）
投稿ツリー
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１本バリを考える
(goh, 2010-7-7 10:52)
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Re: １本バリを考える
(goh, 2010-7-7 19:48)
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１本バリを考える
(goh, 2010-7-7 20:22)
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１本バリをシャープに
(goh, 2010-7-8 14:34)
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究極の１本バリ？
(goh, 2010-7-10 10:09)
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ウルトラ１本バリ
(goh, 2010-7-14 22:07)
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Re: ウルトラ１本バリ
(goh, 2010-7-15 21:20)
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Re: ウルトラ１本バリ
(goh, 2010-7-19 12:33)
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